ゆーきゃんメモ

ゆーきゃんがいろいろ書きます

【旅行記事】PJCS2024 予選第2回抜け構築_道後温泉じゃこカツスタン【日記】


『PJCS2024予選抜けました!!!!!』

 

こんにちはゆーきゃんです。

2024/3/1(金)~3/3(日)に開催されたポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS)2024 予選第2回になんと最終135位で予選抜けすることができました!!初予選抜けなので流石に嬉しい!!

その予選期間の最中に道後温泉に旅行に行き、その旅行含めた日程で抜けることが出来ました!せっかくなのでその様子を日記として書いていきます。一応言っておきますが、構築記事ではありません!悪しからず!!

 

<予選1か月前>

PJCS予選第1回では14敗した時点でDrop、次の第2回予選に向けて気持ちと構築を切り替えようとしました。しかし次の予選日程を確認すると自分の結婚記念日と丸被りしており、結婚記念日は夫婦で旅行に行くのが世の常なので予選3日間丸々使うのは難しいことが分かりました。事前の予定では3/3朝~3/4夜に旅行に行くことになっていたので、3/1(金)15戦・3/2(土)15戦・わんちゃん3/3(日)朝数戦の合計30数戦でのアグロ対戦消化で行く覚悟を決めます。ただしすぐに後述しますがこの作戦は頓挫します。

 

<予選の1週間前~前日まで>

予選の1週間くらい前にランクマを配信しながら練習してたら嫁が帰宅して来ましたが何やらいつもと様子が違います。配信中に話しかけたところ、

嫁「公共の電波に乗せられるアレじゃない」

とだけ発言して去っていきました。アレってなんやねんお~ん。

配信後に話を聞いたところ、『旅行のために有休を事前に申請していたが、別の社員が後出しで小さめの都合を理由に有休を被せてきたせいで嫁側の有休日を変更させられた』と暴れていました。その後も職場への不満で嫁が30分くらい暴れ続けて一旦落ち着いた、、と思ったら何かをきっかけにもう30分くらい暴れて疲れた結果寝落ちしていきました。それを見て下記のようなツイート(ポスト)を当日しております。

最長げきりんは強いねぇ

そんなこんなで3日朝~4日夜予定の旅行が1週間くらい前に2日朝~3日夜に変更になり、予選期間の約6割が旅行期間となるため潜り方を大きく変える必要があることが分かりました。それでも『まぁなんとかするっしょ未来の俺が』と楽観的に考えていました。

 

<予選初日 3/1 金曜日>

金曜日は平日なため普通に働いてました。平日に予選をやるなよと思いますがこれは毎年のことなので仕方ない...土曜日はほぼ対戦出来ないことが分かっていたので金曜日に15戦こなしました。(初日はルールで最大15戦しか対戦出来ません)11勝-4敗でこの日は終了。目標は13勝-2敗だったのでまぁまぁ及第点かな~という感じでこの日は思っていました。

<予選2日目 3/2 土曜日>

9:00~9:30 対戦消化

何故かポケモンのランクマッチや公式大会はUTC(協定世界時)を基準としているため9:00に日付変更線があります。日本予選なのにおかしくない?朝の9:30に家を出発する予定になっていたので、9:00~9:30に予選に潜りました。戦闘狂ですね~。結果は2勝-0敗だったのでとても良い気持ちになりました(小並)。

余談ですが僕は対戦中のリアクションがとても大きいタイプで、配信していないのに配信中かのようなリアクションでポケモン対戦を行っています。予選も例にもれず騒ぎながら対戦をしてる僕を見て嫁が一言、

嫁「今日は朝から活きの良い旦那だね~」

誰が旬の魚じゃい。

 

(配信中のテンションはこちら👇ランクマの練習とかもしてました。良かったら観て)

www.twitch.tv

 

9:30~ 旅行開始_道後温泉

ココから本編。フェリーで愛媛へ向かうために港に移動、今回乗るフェリーは『シーパセオ』という内装も外装も落ち着いた雰囲気のおしゃれな船でした。船内飲食物も割と充実していてゆったりできそうな空間づくりになっていました。

そんななか風景を見ながらジュース飲んだりもしていましたが、予選で対戦したメモが書かれたノートを持ってきていたので船の中でプレイングやダメ計の確認をしていました。移動中の乗り物でノートを開いて勉強してる出来るビジネスマン風を醸し出していましたがただのゲームオタクなんだよなぁ...

 

そんなこんなで船でゆっくりしてたら愛媛県松山観光港に着いたのでそこから道後温泉まで移動していきます。まず松山観光港から電車で移動するために駅に向かうのですが、この駅が徒歩20分くらい離れたところにあり、現地の雰囲気的にバス移動が推奨されている感じだったのでバスに乗りました。駅から徒歩で60分離れてても学研都市駅を騙っている駅が世の中にはあるくらいなのでまぁ田舎では良くあることかなと納得していました。

 

バスで移動しましたが支払いに交通系ICが使えなくて降りるときに手間取りました。これが田舎か...。現金、特に100円玉はゲーセンで全て溶かして持ち歩かない人間なので困りましたね。それはさておきここから伊予鉄高浜線という電車で移動します。ちなみにこの電車は"ICい~カード"という見たことないご当地ICカードに対応していました。ハイテクだ~。電車からの車窓は海や山の雰囲気がめっちゃ映画やアニメで出てくる田舎感があってよかったです。

伊予鉄電車_趣のある内装がGood!

車窓から_いい眺めだ~

途中で路面電車に乗り換えてデカい看板や低いビルが並ぶ街の中を移動して道後温泉駅に着きました。路面電車の電停が細すぎて見つけるのに苦労しました。すべての電停が猿猴橋町の電停みたいな感じ、細すぎ(伝われ)。

 

夕方に温泉の予約をしていたのでそこまでは散策することにしました。坊ちゃん列車とかお土産屋さんとかからくり時計とか見て回るところがかなり多かったです。

坊ちゃん列車_SLはカッコいいね!

道後のアーケード_カラフルな吊り物はUNIQLOのデザイナーが作ったらしい

からくり時計_特定の時間になると人形が出てきたり時計塔が伸びたりしてました

その中でも蛇口から出てくるみかんジュースが飲めるショップが面白かったです。昔は愛媛人お得意ジョークとして「愛媛では蛇口からみかんジュース出るよ~」というネタがあり、それをほんとに作ってみたらテレビでバズって今では広く観光客向けに用意されているもの[要出典]と認識しています。

蛇口から出てくるみかんジュース

ただ面白かったのは"蛇口から出る"の所ではなく、複数品種のみかんジュースの飲み比べが出来る点でした。『いうてみかんジュースなんてどれも同じだろ』と無駄に高を括る癖がある僕はそう思って飲み始めようとしたのですが、

 『待て、色も香りも全然違うぞ...!?』

もう飲む前から明らかに見た目や香りが違っており、さらに飲んでみたらまーーじで味がまっったく異なってて驚きました。甘味が強いものや酸味が強いものだったり、甘さの種類が全然違っていたりと飲み比べする価値があったと思える体験でした。もし行く人がいたらこの飲み比べはオススメします。ちなみに僕は甘さが強い"きよみ"が好きでした。

 

みかんジュース飲み比べ_色も結構違いますよね

夕方になりまして事前に予約していた温泉に入りました。普段は基本シャワー派で、たまのお風呂も自宅では足が伸ばせない広さですが、温泉では足を伸ばして入れたしこの日まで仕事とかポケモンの準備とかで忙しかった疲れをゆっくりして取ることが出来ました。(温泉なので写真なし;;)

 

温泉から出て18時くらいだったのですが、事前に予約していた夕飯の時間まで1時間程度空いてしまいました。嫁が事前に調べていて行きたがっていた"ウラ道後"に散策に行くことにしました。怪しい響きですが何やらインスタ映えしそうな写真が撮れそうなスポットぽいことを教えてもらいました。な~にがインスタ映えよ!オタクならtwitter映え!

というわけでウラ道後に向かうべく、浴衣と下駄に着替えて外に出て少し経って気づきました、

『くっっっっそ寒くね????????』

昼間はぼちぼち暖かかったのですが日も暮れておりしっかりと気温が下がってました。しかも温泉入り後で体温も高かったため外が寒いことに気づくのが遅れてしまいました。既にそこそこ歩いた後で宿に戻るのもなんだしせっかく来たので寒いのを押し堪えて行こうということになりました。後から調べましたが当時気温が5℃とかでした、正気じゃ無さすぎる。

歩き慣れてない下駄でクソ寒いなか坂道をちまちま歩いてウラ道後に着きました。鮮やかなランタンが綺麗に光って飾られており『すごい、インスタオタクどもが熱中するわけだ』と思いました。屋外ですがカフェと射的場が併設されており、とても惹かれはしたのですが寒すぎて射的をやる余裕がありませんでした。またカフェの名物メニューが"道後温泉ぶっ刺しゼリーアイス"というこれまたインスタ映えしそうなおもしろアイスが売っていたのですが、マジで寒すぎてアイスを食うことが出来る環境じゃなかったので見送りました。嫁のお目当てだったらしいご当地ガチャガチャとランタン前で写真を撮って戻ることにしました。

ウラ道後_はんなりやなぁ~

宿の近くまで戻ってきたのですがまだ予約していた夕飯の時間までやや時間があり、もうとにかく寒すぎるのでとりあえず近場にあった足湯に入ろうということになりました。またこの日は朝に船内で食べたカルツォーネから何も食べておらず、この時点でお腹がペコペコすぎました。(ささやかな#ゆーきゃんピザ要素)足湯に併設されているかまぼこ屋さんで買ったものは足湯に入りながら食べても良いとのことだったので、かまぼこ屋さんで何か買って食べながら足湯に入ります。僕は"じゃこカツ"、嫁は"じゃこ天"を購入して足湯に浸かりました。

『あっったけ~~~!!!生き返る~~~~~!!』

凍傷になりかけてた足(誇張しのぶ)が復活しました。湯冷めし散らかしていた身体に本当に効くあったかさで本当に本当にありがとうしか言えなくなりました。

足湯_ガチャガチャで引いたアヒルが光っている

お湯の温かさに多謝しながらお腹もペコり散らかしていたので買ってたじゃこカツを食べました。

『うっうめ~~~~~!!!』

いや正直舐めてた。寒すぎてとりあえずあったかそうな奴と思って選んだじゃこカツでしたがマジで美味かったです。カツのサクサク感と練り物の味がGood!中の練り物もぶ厚く食べ応えも十分でした。じゃこカツ、神とさせてください。〇

じゃこカツ_あまりにも美味すぎて写真撮り忘れたので公式画像

足湯であったまっていたら夕飯の時間になったので宿に戻って夕飯を食べに行きました。言わずもがなですが宿のごはんも美味しかったです。

高そうなお肉と高そうなお刺身

この後湯冷めしていたのでもう一度温泉に入りに行き、途中で買っていたお土産を食べたりしつつ歩き疲れてたのもあって早めに寝ました。この旅行までの数日、ポケモンの準備で毎日睡眠4時間+昼寝みたいな生活だったのでここで長く寝ることが出来たのが後々効いてきたのかなと思いました。

 

<予選3日目 3/3 日曜日>

道後温泉 ー 松山アーケード

爆睡をかましゆっくり朝食を食べてから出発。昨日の時点で割と散策を済ませていたので食べ歩きを中心に回っていました。

カワイイ団子_しれっとまた足湯浸かってる

カレー部の活動

工芸茶~千日紅と茉莉花(まつりか)_ 見て良し!味良し!

昼すぎくらいにそろそろ帰りも見据えて道後温泉を離れて松山市内のアーケードらへんに移動しました。ご当地ショップとかをぶらぶらしていたら突如見に覚えのあるアイツに出会いました。

うぉおおおお!給食のみかんジュース!!

筆者は俗に言う少年期に香川県に住んでいたことがあり、1か月に2回くらい?給食でこの写真のみかんジュースが出てきていました。(筆者が上記で松山を田舎田舎と褒めていたのは四国への地元愛みたいなものだと思ってください←?)そのみかんジュースと10数年ぶりに出会ってくっそテンション上がりました。この何の変哲もない紙パックジュースで馬鹿ほどテンション上がってる僕に嫁はちょっと引いてました。
久々に飲みました。味。

『変わってね~~~な~~~おい!!』

10数年ぶりに幼馴染に再開したような、そんな気持ちになりました。あの時のままの素朴な味です、美味しかったです。

 

そんなこんなで帰る時間になりました。実はこの散策中に松山アーケードのゲーセンで60クレジット近くUFOキャッチャーに吸われたのですがこのパートは闇過ぎるので割愛します。おのれワドルディ

 

行きに降り立った松山観光港に戻り、船に乗りながら気に入ったみかんジュースを飲んで夕日を背に帰って行きました。

ありがとう松山、また来るよ~

 

22:00 帰宅~ 死闘 ~33:00

旅行から帰宅して22時、「いや~楽しかったね~」と嫁と一息ついていたのも束の間

『あ、予選やらなきゃ』

すっかり忘れてたでしょ、ポケモン日本大会の予選期間中です。旅行記事要素はココまでで終わりです。

この時点で17戦消化13勝-4敗(貯金9) レート1610で大体予選を抜けるためには貯金19~20必要なのであと10貯金を作るために最大28戦こなす必要があります。(一応ポケモン詳しくない人のために補足すると予選は最大45戦で1試合大体10分~20分かかります)

 

というわけで夜の22時から31時(朝の7時)まで対戦し、レート確認のため結果的に33時(9時)まで起きていました。しれっと書いてますが徹夜してます、エグイですね~。ただこの日は完全に身体が"かかっていて"不思議と朝8時くらいまで疲労感がありませんでした。その要因として、

  1. "温泉でこの日までの疲労が抜けていたこと"
  2. "前日の夜に宿の良い布団でしっかりと寝ていたこと"
  3. "食事による栄養摂取が万全だったこと"

このあたりが挙げられるかなと思いました。道後温泉ありがとう。

 

3日目の戦いで摂取してた飲食物を紹介します。

こ、これは…!?今まで見ていたおしゃれなご飯は?

はい、結局カフェインと糖分がオタクの友です。

 

一応ここまで読んでくれているポケモンオタクのために予選について僕が意識していた心構えと大切なことを少しだけ書きます。

<イメージするのは常に最強の自分>

これ真面目に言ってます。全試合戦う前は『誰であろうと叩き潰す』・『俺のほうが強い』と自己暗示をかけて戦ってました。「出る前に負けること考えるバカいるかよ」とかのアントニオ猪木さんも仰られていましたがこれに近い思想です。過度に自信を持ちましょう。

<こまめに休憩を取る>

僕も戦闘狂寄りなのでわかるんですが勝っても負けても早く次の試合に行きたくなるオタクいると思います。ただ予選はランクマと違い45戦と限られているので急いで消化しても対戦数に頭打ちが来ます。1試合の価値が高いのと単純に疲労が分散するので1戦ごとに休憩を取ることをオススメします。僕は徹夜で戦っているのに休憩15分くらい取って1時間に2試合しかしてない時間もありました。余裕ぶっこきすぎです。

あと休憩中に前の試合の良かった点・悪かった点を少しだけ整理すると良いです。次の試合以降に似た展開になったときに役に立ちます。

 

そんなこんなで3日目の対戦成績は17勝-7敗で貯金10作ってレート1743で最終135位した。爆勝ちすることもありませんでしたが、爆負けすることもありませんでした。一定のリズムで貯金が増え続けていたので精神衛生上とても良かったです。チュニドラも見習っていただきたい。

Greatest Of All Time

まとめ

いかがでしたか?

今回は道後温泉ポケモン大会予選抜けの因果関係について分析してみましたが残念ながら何もわかりませんでした...

 

...という冗談はさておき、道後温泉の旅行を主に日記を書いてみました。おそらく予選期間中に道後温泉に1泊2日で行って予選を抜けたのは僕だけだと思うので貴重な資料になると思います(?)

結局ゲームでいい成績を出すためにも日々の健康は影響があって、

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 運動

が重要なのかな~と思いました。書くのが遅すぎて第3回予選期間中にこのブログを上げていますが、しっかり食べてしっかり寝て適度に体を動かすことを意識するといいかもしれません!

 

誤字ってて恥ずかしい//

 

ここまで読んでくれた人いたらありがとう!また気が向いたら何か書くのでよろしく!

 

~special thanks~

旅行のセッティングをしてくれた嫁、いつもありがとう

【ポケモンSVシングルS8】四皇対面構築【最終2191位/レート1816】

8月5日土曜日に広島県ポケモンSVのシングルバトル対戦オフ「もみじオフ」を行います!

まだまだ対戦参加者募集中なのでご興味ある方はぜひ下記リンクから参加申請よろしくお願いします!
daiji-poke.hatenablog.com

 

アグロ宣伝決まりました、はじめましてゆーきゃんと申します。もみじオフのスタッフをやっております。

第2回もみじオフに向けてポケモンSVシングルバトルS8のランクバトルに取り組んだので、そのパーティについて自分のメモ用・誰かの参考になればと思い構築記事を書こうと思います。

上位勢が動画やブログなどで構築を発信してくれる昨今、2000位代の構築記事とか需要なくない?とも思いましたが、『構築記事は書きたい人が書けばいい!(ドンッ!)』と誰かが言っていた気がするので初めて書いてみました。

【構築経緯】

まずこのDレギュ環境で少し対戦したら周りのポケモンたちから抜けて強いポケモンがいることに気づきました。

Aレギュ王者カイリュー、Bレギュ王者ハバタクカミ、Cレギュ王者パオジアン、そしてDレギュで頭角を現した新解禁ポケモンのウーラオス。この4体の抜けた火力/素早さなどを総合した対面性能・型の豊富さに目を付けこの4体の枠を固定してパーティを組み始めました。

これら4体のことをシングルDレギュにおける『四皇』と勝手に呼んでいます。
("四皇"で検索すると大人気漫画ONE PIECEの最新のネタバレを踏む可能性が高いのでご注意ください、僕は踏みました

結果的に対面構築となりましたが、一番頭を使うのが選出の段階であり対戦中にプレイングミスをしにくい対面構築は初心者や(自分を含む)最近対戦から離れていた人にもオススメかなと思いました。

またこの四皇は当然使用率も高いポケモン達のためミラーが多発することを考慮し、基本ミラーでも負けない型を選択しました。

 

四皇が3物理/1特殊なため相手の物理受け特にヘイラッシャ・ドヒドイデが重いこと、状態異常を絡めたサイクルがキツめなことが分かってきました。

特殊ATでかつ状態異常に耐性を持ち、四皇と相性補完がある耐久寄りのサーフゴーをパーティに加えました。

最後の1枠は起点づくりのポケモン(ディンルー・コノヨザルetc...)を中心に色々試してみたのですが勝率が安定せず、いろんなポケモンを船に乗せたり降ろしたりしました。

結局最後はなんやかんやミミッキュが今も強いという友人の言葉を聞いて、ばけのかわでなんやかんや出来るミミッキュをPTに加えて一旦完成した形になります。

この最後の一枠を詰めることがこのパーティの課題で、S8勝ち切れた人はここにあまり知られてない勝ち馬ポケモンを入れられたのではないかと思っています。

 

【単体解説】

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル

せいかく:いじっぱり

とくせい:マルチスケイル

実数値:191(196)-204(252↑)-115-×-120-108(60)

もちもの:たべのこし

技構成:しんそく/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

<調整>

S:2舞でスカーフランドロス抜き抜き/3舞で110族抜きハバタクカミのS+1上昇抜き

 

構築の軸、四皇で一番単体性能が高いため困ったら出すくらい信用していました。

場持ちをよくするためたべのこしを持たせて、強引にりゅうのまいを積んでしんそくで倒せる範囲を広げる動きがシンプルに刺さっていました。

初手には出さずパオジアンの裏に置くことが多く、パオジアンを縛りに来た火力のない先制技やとんぼがえりに合わせて出すとたべのこしで実質なかったことに出来ることがありました。

しんそく&じしんの技構成は相手視点でバレバレなためそれを逆手にとって透かしに来た相手を咎める技選択が重要。

カイリューミラーではアンコールカイリューを警戒してしんそくから入ることが多かったです。ただしカイリューの型は多様なため、時と場合によりました。

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

せいかく:おくびょう

とくせい:こだいかっせい

実数値:143(100)-×-92(132)-157(12)-157(12)-205(252↑)

もちもの:こだわりメガネ

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/ハイパーボイス/ほろびのうた

<調整>

S:ミラー意識の最速

HB:ハチマキカイリューじしん高乱数耐え

 

物理偏重の四皇を1人で補う苦労人枠。ハバカミのシャンクス好き。

途中までブーストエナジー型を使っていましたが、ブーストエナジー型ミラーが多いわりにSラインが相手によってまちまち・テツノツツミのブーストエナジー型が増えてて対面負けがち・その割にCを削りすぎると他のポケモンへの役割が下がって汎用性が落ちることが気になりました。

そのため最終的にエナジー型のミラーは割り切って他で見ることにして、ツツミへの安定・物理受けへの打点重視で相手のサイクル崩壊を狙えるこだわりメガネ型に変えました。

ただし流石にエナジーも持たずに最速を切ってるハバタクカミには負けたくなかったため最速にしました、優柔不断ポケ。

主に相手のカイリューしんそくの一貫を切るために選出することが多かったです。

サーフゴーを選出されることが多かったため、こちらラス1でお互いテラスなし相手が2体残っているときなどに安易にムーンフォースを押さないことを意識しました。

ハイパーボイスはみがわりを意識して入れましたが刺さる場面が今期はありませんでした。

ただし打点はムーンフォースシャドーボールでほぼ完結しており、10まんボルトやパワージェム・マジカルフレイム等が欲しいと思う場面もなかったため、メガネを持たせるならハイパーボイスが最優と考えています。

もちもの・型含めて再度要検討が必要な枠。

 

パオジアン

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:ようき

とくせい:わざわいのつるぎ

実数値:155-172(252)-101(4)-×-85-187(252↑)

もちもの:きあいのタスキ

技構成:つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

<調整>

S:ミラー意識の最速

 

今期初めて使いましたが高いSから意味わからない火力が出せるにもかかわらず怯みによる運勝ちまで起こしうる四皇の理不尽担当。

見せ合い画面でとても強く、かつ意識されるため選出を読みやすくする点でも評価が高いです。また相手によくテラスタルを切られやすいポケモンなので、初手に出して先に相手にテラス権を切られてテンポを敢えて取らせる動きが出来るのが強かったです。

相手のテラスタルがないことが分かればカイリューしんそくやハバタクカミのムーンフォースで一貫を取りやすくなり、結果的にパオジアンが切らせたおかげで勝てる試合が多々ありました。

技については相手視点でパオジアンのふいうちを切ることは出来ないため、ふいうちを採用しないことで技スペースを5枠使うことができました。

かみくだくは命中安定かつ鋼やハバタクカミに一貫を取れることが強いと感じて採用しました。実際安定感が増すので自分は必ず採用したいと思える強さでした。

同じくこおりのつぶてもふいうち択に参加しなくて良くなり安定感が増すこと、スカーフとんぼがえりでタスキを削って引いていくマスカーニャ/ランドロスを先に削って裏のしんそくアクアジェット圏内に入れる動きが強かったため必ず採用すべき技だと思っています。

パオジアンミラーはテラス択まで含めると全く安定しないためつららおとしを打つと決めていました。相手の裏を見て動きを変えても良いですが、立ち回りを安定させることは勝率を安定させることにつながると信じて押し続けました。

せいなるつるぎは環境前半はディンルーが比較的少なかったためカタストロフィと変えて採用しましたが、後半は多かったので選択枠と思ってます。

ゴーストテラスタルはタスキ発動して対面を倒したパオジアンに対して出てくるカイリューしんそくを透かす場面でのみ使用しました。この際にせいなるつるぎがあることでノーマルテラスカイリューに勝つことが出来たため、カタストロフィとは違った良さがあるので悩みどころです。

露骨なパオジアン対策枠(ハッサムマリルリ)を見たら出さないことが多かったです。

カイリューの所でも触れたが、タスキで残り体力1になったパオジアンは早々に切るのではなく残す動きがとても重要。パオジアンを受けに来た相手を削ったとき相手はパオジアンが一貫していることが多いため切る/切らないの判断は丁寧にやりたいポケモンです。

 

ウーラオス(れんげきのかた)

テラスタイプ:どく

せいかく:ようき

とくせい:ふかしのこぶし

実数値:197(172)-160(76)-121(4)-×-81(4)-163(252↑)

もちもの:パンチグローブ

技構成:すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/アクアジェット/つるぎのまい

<調整>

S:ミラー意識で最速

A:すいりゅうれんだ+アクアジェットでパオジアンを最低乱数以外倒せる最低ラインのA確保

HBD:余り耐久出来るだけ高く

 

四皇の期待の新星。

絶妙にある耐久と素では微妙に足りない火力に注目してつるぎのまい型を使用しました。

パオジアンが通らないと思った時に出すことが多いです。(もちろん両選出もあります)

A2+すいりゅうれんだ+アクアジェットで縛る動きを基本としながらも、相手次第でHPを確保するためにドレインパンチを押すタイミングが重要です。

もちものはパンチグローブしか使ったことがないですが相手のゴツメを考えなくていいのはメリットが大きいです。ドレインパンチとの相性も良いため他の選択肢を考えたことがないです。

ラスタルは試合の序盤でハバタクカミ、ウーラオス、テツノブジン、オオニューラと対面したときに積極的に切ります。

毒テラスタルはどくびしを撒いてきそうなパーティに対しても有効に働くのがGOOD。

環境後半にフェアリーテラスのポケモンが増えてたのでどくづきを入れてもいいかもしれないです。(がドレインパンチは切りたくないので難しいところ...)

 

サーフゴー

テラスタイプ:みず

せいかく:ずぶとい

とくせい:おうごんのからだ

実数値:191(228)-×-159(236↑)-153-111-110(44)

もちもの:ゴツゴツメット

技構成:たたりめ/きあいだま/じこさいせい/でんじは

<調整>

S:遅いタイプのミラーや12降り85族あたり意識

HB:できるだけ高く

 

「5番目のシングルの皇帝現る!」

...というのは言い過ぎかもしれないが四皇に単体スペックでは並びつつあると思えるポケモン。(実際S8の使用率は最終5位まで上がってました)

サーフゴーはおうごんのからだであくびループの一貫を切れるのはもちろん、型の豊富さがあるのも良く、見せ合いの段階で型を特定されにくいのを評価して採用を決めました。

主にねむるあくびヘイラッシャ・どくびしどくどくドヒドイデあたりと戦うためにたたりめ・じこさいせい型にしています。

もちものはゴツゴツメットにしたがじしんを打たれることが多く、ハッサム相手くらいでしか有効には働かなかったです。

本音はたべのこしがベストかと思いますがカイリューとの兼ね合いが必要です。おんみつマントでも良かったかもしれないです。

環境的に状態異常が刺さっており、サーフゴーのでんじは+じこさいせいで勝ち筋を手繰り寄せる試合がかなりありました。(このパーティにも刺さってます←)

Sは113にして最速ガチグマ抜きにした方が良いかもしれないと記事を書きながら今思いました。

 

ミミッキュ

テラスタイプ:ゴースト

せいかく:ようき

とくせい:ばけのかわ

実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252↑)

もちもの:いのちのたま

技構成:じゃれつく/かげうち/ドレインパンチ/のろい

<調整>
S:ミラー意識で最速

 

この船に乗れるのか????

アローラ時代からとても使い慣れている古き良きAS珠ミミッキュ

相手にステルスロックを撒かれた後に相手の積みエースに一貫を取られた際などに後ろに置いてストッパーにすることができます。

基本的に上の5体である程度まとまっており積極的には選出しませんが、選出段階で相手にトリル展開(ガチグマ/イダイトウなど)が見えるときやパオジアン&ウーラオスが両方出しにくいステロ展開だったときに選出を検討しました。

ラス1ミミッキュミラーもまあまあ発生したため最速にしたのは正解だったと思います。

あまり起きてほしくはないですがパオジアンやノーマルテラスカイリューと対面してしまった時のためにドレインパンチを入れています。

ガチグマなどの高耐久アタッカーに対してのろい→かげうち(テラス切られてる時)→裏の先制技の動きが強いのでのろいは必須と考えています。

汎用性を広げるためにでんじはを入れても良かったかもしれないです。

ここにもっとハマるポケモンがいないか再度要検討が必要な枠。

 

【選出・戦い方】

<基本>

 パオジアン+カイリュー+@1(ハバタクカミorウーラオス)

<ヘイラッシャ・ドヒドイデ入り>

 サーフゴー(2体目以降)+@2(ハバタクカミorカイリューorウーラオス)

<テツノブジン入り>

 ウーラオス(初手)+@2

<ミミッキュ+ガチグマorイダイトウ>

 パオジアン+ミミッキュ+@1(カイリューorウーラオス)

 

他にもパターンはありますが臨機応変に出していきます。裏に置いたパオジアンが意外と刺さるので初手に決め打たないことが重要です。

カイリューしんそくで〆る、パオジアンの一貫をつくる、ハバタクカミの一貫をつくるが基本の勝ち筋になります。

基本は交代を少なめで対面と裏のポケモンの両方に通る技を押していきます。

 

≪テラスタル優先度≫

カイリュー≒ウーラオス>>ハバタクカミ>サーフゴー>パオジアン>ミミッキュ

 

カイリューとウーラオスを同時選出する場合はどっちに切ることになりそうか選出段階で考えておいた方が良いです。カイリューはテラスタルなくても強いですが切ると一番パーティ内でパワーが出ます。

 

【重いポケモン

ドラパルト

7月終盤付近で徐々に増え始めたポケモン

パーティ全員が上を取られるうえに、型の選択肢が多く

・でんじは/おにび+たたりめ

・ハチマキドラゴンアロー

・フェアリーテラバースト

・みがわり+りゅうのまい

などやられたら嫌な行動が多すぎでした。

『強いと思ったポケモンはこっちも使う』がモットーなのですが、自分が使えるドラパルトは1つの型のみのため案外使うと...ってなるのがネックなやつです。

相手にいると最強のポケモンでした。

 

レイスポス

最終日付近からちらほら見るようになったポケモン

BSベースのおにび+ドレインキッスがパーティの物理AT全員に刺さっており、ほぼ全ての対面で仕事をされてしまいました。

ハバタクカミで倒そうにもシャドーボールを警戒すると素引きすることは難しく、かつめいそうでDを上げられる+きのみで確定数をずらされることが多かったです。

もしかしたらこいつが今期の勝ち"馬"ポケモンだったのかもしれないです。

 

レジエレキ

あまり環境にはいませんでしたがCSベースで普通に殴ってくるタイプのレジエレキがクソ重かったです。

電気の一貫を切るために6枠目にディンルーなどを入れると他のパーティへの安定感が下がったので並びを維持したままでは対策が難しいです。

 

マリルリ

こちらも数が多いわけではないがパオジアン・ウーラオスが不利対面を取って引くに引けない場面がありました。

でんきテラスパオジアンだったらどうしたんだ~と思いながらつららおとし押してました。

(パオジアンに攻めテラスを切る行動があまり強くないと考えているのででんきテラスは採用しませんでした。テラバーストの技スペースもキツイと考えてました。)

マリルリの数が増えてきたらウーラオスにどくづきを採用したほうが良いと思います。

 

じわれを当ててくるヘイラッシャ

最強;;

 

【あとがたり】

ポケモンSVのシングルランクバトルはS1ぶりに対戦数を確保してガチで取り組んで、過去最高の最終順位である2191位で終われたのである程度満足しています。

(Bレギュ・Cレギュはダブルバトルを優先してやっていました。)

ただ目標を3桁順位と定めて取り組んでいたので次以降のどこかのシーズンでリベンジ出来たら良いなと思っています。

またレギュが変わりたてのシーズンは環境が煮詰まっていないので対戦していて楽しかったです。またEレギュが面白い環境になることを期待しています。

あと7/31最終日の夜のひりつくバトルが出来たのは良い経験になったかと思います。連敗で5桁まで順位溶かしたときは本当に絶望しました。。。

 

最後に8月5日土曜日に広島県ポケモンSVのシングルバトル対戦オフ「もみじオフ対戦参加者募集中なのでご興味ある方はぜひ下記リンクから参加申請よろしくお願いします!!!

daiji-poke.hatenablog.com


コントロール宣伝も決まったところで〆させていただきます、読んでいただきありがとうございました!

もみじオフで会いましょう!